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ジレラサトルノ　今回のテーマは「ＧＩＬＥＲＡワークスレーサー風一般公道用マシーン」と言うことで乗りやすく、それでいてコーナーは軽やかに旋回し、疲れないバイクを目指しました。すすみ次第アップするので楽しみにしてください！ | H.M.F【ひまわりモータースファクトリー】Himawari Motors Factory

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GILERA SATURNO500　ワークスレーサー風一般公道用マシン

今回のテーマは「ＧＩＬＥＲＡワークスレーサー風一般公道用マシーン」と言うことで乗りやすく、それでいてコーナーは軽やかに旋回し、疲れないバイクを目指しました。
すすみ次第アップするので楽しみにしてください！
　

こんな感じで仕上げるつもりですが、あくまで予想図です。

エンジン

①まずは、唐突ですがエンジンを全バラにしました。目的は・・・

・ダイナミックバランスの取り直し
・各部オイルシールの交換
・ベアリング類の測定＆悪ければ交換（全走行距離が短いため）
・ポート形状の見直し＆研磨
・バルブシート切削＆すりあわせ
・カーボン＆汚れの除去
・etc
　

幸いなことに、内側外側とも傷みやへたり等は見られませんでしたが、経年変化のためか
各部のビスやプーリー等がとても堅く、手間をかけさせられました。
　

②ヘッド周り

インテークバルブのカーボン除去です。
走行距離の割に、シート部のカーボン噛みが多くリセッティングの必要が有りそうです。
　

③ダイナミックバランス

ダミーバランスウエイトです。
ジレラサトルノは２つのバランサーにより構成されています。
今回は、クランクシャフト＆ピストン・ピン・サークリップ・リング・ボルトのダイナミックバランスを取りました。
２軸目のバランサーは縦回転方向の振動を相殺する為のバランサーということで、今回は触りませんでした。
　

④組み立て＆調整

エンジン内部の構成パーツです。
ミッション・シフトドラム・シフトフォークオイルフィルターストレーナ・クランクシャフトコンロッド・２軸バランサー等組み立て用OILにて、組んでいきます。
もちろん、ベアリングやメタルの部分はヘタリ具合をみて悪ければ交換なんですが、このエンジンは走行距離が少ないせいか悪いところはありませんでしたが、オイルシールは交換しました。
クランクセンターシールは特殊シールの為純正のOILシールを使いました。
　

腰下を組んだ状態です。
本当に程度の良いエンジンだったので組上げも楽でした。
もちろんすべてのパーツは油洗してから組みますがオイルリング等も交換し、リフレッシュされた感じです。

ベルトやデコンプ・フライホイール・左カバー・難しい右クランクケースカバーの取り付けも終わり、いよいよ最終段階です。
バルブクリアランスの調整やデコンプの調整等、最終チェックも終わり
エンジン第１段階完成です！
　

足回り

フロントフォークのオーバーホール

Ｏ／Ｈ後

交換したオイルシールなど

フォルセラのオイルシールが手に入らないため、後々のことを思い国産車のオイルシールに換える加工を施しました。
見た目もフォルセラと変わらないのでいい感じです。
中身の方は走行が少ないせいか、へたりも少なく問題なかったのですが、調整部オイルリング交換＆加工やバネが堅かったのでカラー部の旋盤による切削等を施し組みました。
　

塗装

フレーム・スイングアーム

とりあえずフレームとスイングアームが塗装から帰ってきました。
やはり黒いと締まりますね～

ホイール

ホイールはもちろんパールホワイト。
ホイールベアリングも新品にしてタイヤはＢＴ０９０の予定。

完成への道！！

シート加工

今回のシートはまずアルミのプレートでシートベースを製作、そのあと高反発タイプのシートスポンジを使用し、表皮は２枚の組み合わせとしました。
車体色に合わせて白のパイプモールを付けました。

テール周り

シートレールから後ろは全部作り直しました。
ＬＥＤテールランプにしたくてテールランプステーをアルミで作り直し、それに伴いウインカーを変更。
ウインカーは良いのがなかったので、キジマのウインカーをベースに作り直しました。
せっかくだったのでナンバーステーを兼用としました。
配線もアルミのバーの中をくり抜き中に納めたため見えにくくなりいい感じ。
ウインカーもあまり目立たなくなり簡素になりました。
　