2008　鈴鹿8時間耐久ロードレース

『ＦＩＭ世界耐久選手権シリーズ“コカ・コーラゼロ”鈴鹿８時間耐久ロードレース第３１回大会』
２輪レースにおいて国内最大と言えるレースの決勝は７月２７日１９時３０分、長い戦いに幕を降ろした。
これと同時にチームＨＭＦが長い時間をかけて取り組んできたレースを終える事となる…

7月23日　現地入り

地獄の設営日

晴天の真夏日、８耐の搬入は４人（須磨選手含む）で行ないました。
さすがに地獄でしたが、明日からの展開に期待と不安を膨らませながら楽しく終了しましたところに芳延さん登場です。

7月24日　公式練習

また晴天の真夏日、公式練習が始まりました。
１本目ではまだ路面温度がそれほど上がっていなかったせいか、かなり良いタイムを連発するが、２本目・３本目とタイムが停滞気味に陥りセッティングを進めるが、成果があまり感じられない状態。
大体のセッティングは決まっていたので、それを元に進める方向に変え予選日に備える感じになりましたが、一抹の不安が残りました。

7月25日　公式予選

またまた晴天の真夏日となりました予選日、路面温度が６０度を超える異常な暑さの中、芳延さん１本目の予選、ほぼ赤旗に邪魔されアタックできず終わってしまいました。路面温度が上がりきる前にアタックしておきたかったのですが、非常にまずい状況になってしまいました。高宮さん・須磨君ともに１本目は流す感じで予選終了。２本目の芳延さんの予選、またも赤旗に邪魔され満足にアタックできない中で何とかタイムを出して終了。それを超えるため高宮さんもアタックを試みるがチームの不手際によりアタックできませんでした。須磨君は決勝を見据えて淡々と周回を重ねる。結果何とか４６位で予選通過！いろいろあって非常に疲れましたが、無事予選通過で楽しい１日でした。

7月26日　決勝前日

またまたまた晴天の真夏日。ここまで暑いと本気でみんなの体調が心配になりましたが、トップ１０トライアルに出れなかった僕たちは若干の休息日となりました。といってもやることは多くあり、結局深夜までピット練習していました。
この日はピットウォーク・ナイトピットウォークがあり、GAGNER様のキャンギャルさんとVerity様のキャンギャルさんが大活躍してくれました。

7月27日　決勝

またしても晴天の真夏日の鈴鹿、今年から３人で乗れることになったので良かったですが、３人でもとてもきついコンディション。
またしても路面温度が６０度を超える中決勝スタート、芳延さんの追い上げにより３２位まで浮上し須磨君に交代。ピット作業も練習の甲斐あって順調にレースが進みました。今回の高宮さんは去年の怪我から見事復活し、さらにバイクのセッティングと好タイムでの周回と、チームへの貢献度は絶大でした。須磨君もなれない逆シフトで悪戦苦闘する中見事に第３ライダーの仕事をこなし、好タイムを連発してくれました。そして芳延さんはアタックライダーの仕事をこなし最後までレースを引っ張ってくれました。
４時間ほど経過した時降雨によるむずかしい状況になりましたが、芳延さんの好判断により一気に順位アップ！一時期は１９位までいきました。しかしそんなに８耐は甘くなく、テールランプの不良やフロントタイヤのクイックシステムの不良によって順位を落としてしまい、最後の高宮さんの時にはフロントブレーキを使い切ってしまい、Fブレーキが無い状態での走行となりました。
それでもチーム一丸となって完走することが出来ました。
決勝２３位！完走！ライダー・スタッフ・サポート・スポンサー様・応援していただいた皆さん・の結果です。

7月28日　決勝翌日

昨日と違ってものすごい雷雨の中撤収となりました。
今回の結果は手ごたえを感じつつも悔しい思いでいっぱいです。
来年に向け反省点を生かし更なる順位を得るため努力あるのみです。
本当に皆さんありがとうございました。
来年もがんばります！！
メインスポンサー・ＧＡＧＮＥＲ様
スポンサー・サポートしていただいた皆様
Ｖｅｒｉｔｙ様・ダンロップ様・ポップインジェ様・江沼チェーン様・漫きつ堂様・キリン様・フィールドクリエーション様・松本エンジニアリング様・コーワ様・ジャムセッション様・サンスター様・ＨＹＯＤ様・Ｍ’ｓゲート様・ネットプロンプト様
本当にありがとうございました。